こういった疑問にお答えしていこうと思います。
- 読みやすいブログの書き方【8つのコツがある】
- 書き方以外でブログを読みやすくする小技集
- 読みやすいブログを書くためにやってきたこと【経験談】
今回の記事は、「読みやすいブログの書き方」についてです。
ブログをいざ書き始めていくと、なかなか読みやすい文章を書けずに悩んでしまうことが多くなってきますよね。
「なんで自分はブログがうまく書けないのだろうか。。。」と、僕もブログ始めたての頃は悩んでいたものです。
ただWebライターの仕事もしつつブログを書き続けていたおかげか、先日以下のようなメッセージをいただきました。

〇さん(本名)の記事、文章がシンプルでとても読みやすいなあといつも感じています。さすが、プロのライターさんですね。
素人が読みやすい記事を書くために参考になる、ライティングの本やサイトがあれば教えていただけませんか?
そこで本記事ではメッセージのお返事をするためにも、読みやすい・分かりやすいブログの書き方や実際に僕が読みやすいブログを作るまでにやってきたことを紹介します。
最後まで読んでいただければ、どうやって読みやすい文章を作ることができるようになったか、具体的対策法が分かるはずですよ。
読みやすいブログとはなにか?

そもそも読みやすいブログとはどういったものなのでしょうか?
書き方を説明する前に、ちょっとした余談をはさみますね。
【余談】読みやすいブログの特徴
読みやすいブログとは人それぞれの感性で決まってくるので、「これ!」という決まりは正直言ってありません。
ただそれでも絞り出して言うのであれば、
- 全体的に見やすい
- ストレスを感じさせない
- 内容が頭の中に入りやすい
といったところが読みやすいブログなのかなと。
老若男女、年齢問わずで「これは読みやすい!」と感じさせるのが『読みやすいブログ』です。
もし読みやすいブログを書きたいなら、ここを目指す必要があります。
しかし『読みやすいブログ』と『読まれるブログ』は少し違う、ということも理解しておかなくてはいけません。
『読みやすいブログ』≠『読まれるブログ』
読みやすいブログとは、誰が読んでも「スムーズに読める」ことを意識したブログです。
しかし読まれるブログとは、読者のニーズを理解して直接的な悩みを解決したブログを意味します。
誰しもが読まれるブログを書きたいと思うでしょうが、読まれるブログを書くには読者のニーズを理解してから記事を書かなくてはいけません。
これから本格的にブログを書いてくなら、抑えておきましょう。
以上、ちょっとした余談でした。
次の項目から『読みやすいブログの書き方』を説明していきますね。
読みやすいブログの書き方【8つのコツがある】

結論として、読みやすいブログを書くコツは以下の通り。
- PREP法を使う
- 箇条書きを使ってわかりやすくまとめる
- 一文の文字数を少なくする
- こまめに改行をする
- 「です・ます調」か「だ・である調」どちらかに統一する
- ひらがなをこまめに使う
- 文字に装飾を施す
- 見出しを積極的につける
上記の通り。
それぞれ順番に解説していきます。
書き方のコツ➀PREP法を使う

PREP法とは、簡潔かつ説得力のある文章を作成するのに役立つ手法です。
【PREP法の「PREP」とは?】
- P=Point(結論):最初に疑問に対する要点(結論)の主張
- R=Reason(理由):結論に至った理由の解説
- E=Example(事例、具体例):結論に至った理由を事例や具体例を用いた解説
- P=Point(結論を繰り返す):最初に言った結論を再度主張
上記の方法を活用するだけで読みやすいブログが書けます。
結論は先に書くべき
たまに結論を先延ばしする人がいますが、読者は早めの解決策を求めているもの。
「いつになったら答え(結論)が出るんだよっ!」って言われるより、「この文章は答え(結論)が出てくるのが早いなぁ。」と言われる方がよっぽど読みやすいブログになります。
結論を先に書くことで離脱率が高まりそうとおもわれがちですが、すぐに離脱されるということは今までに一度もありませんのでご安心ください。
理由と事例を示すことで信頼性の確保をする
ただ自分の考えを交えた結論を言っても、誰も信用してくれないものです。そんな時に、具体的な理由や事例を示したほうが信用度が増します。
例えば、サッカー選手がいきなりブログ論を語っても信用はありませんよね。その代わりに、ブログを日々書いている僕がブログ論を語る方が説得力があるのです。
ただ解決策を提示するだけでは説得力はありません。読みやすいブログを作るためには、信用性をブログ内に込めるのも大切なことです。
書き方のコツ②箇条書きを使ってわかりやすくまとめる

箇条書きとは、項目をひとつひとつに分けて書きならべる書き方の1つです。
要点を分かりやすく伝えることができるので、読みやすいブログを作るのに最適な書き方になります。
例えば、先ほど解説したPREP法を例にすると以下のようなイメージ。

箇条書きのほうが圧倒的に見やすいし、分かりやすいですよね。実際に本サイトでも、かなり多用している書き方になります。
使いやすそうと感じたら、ぜひ使ってみてくださいね。
書き方のコツ③一文の文字数を少なくする

一文の文字数が少ない方が、読んでいてストレスを感じません。
長すぎる文章は読んでいる人に不快感を与えやすく、よほどの文才がなければ読者に疲れを与えるのです。
例えば、以下の文章を見てみてください。
文字数が多いブログというのは読者にストレスを与えやすい記事になってしまう傾向にあるのですが、なかなかブログを書きなれていない人というのは文章を長く書いたほうがしっかりと文章を読んでくれると思ってくれることが多く、ついつい自分のオリジナリティを出そうと長く長く記事を書いてしまうことがあるのです。
綺麗にまとめるなら、以下のようにしましょう。
文字数が多いブログは、読者にストレスを与えやすい記事になってしまう傾向にあります。
ブログを書きなれていない人は、文章を長く書いたほうがしっかりと文章を読んでくれると思いがちです。
しかし、ついつい自分のオリジナリティを出そうと、長く長く記事を書いてしまうことがあるのです。
30~40文字程度に抑えれば読みやすいと言われていますが、携帯画面で見ると3行ぐらいで収まる80文字以内を目指せばOKです。
文字数を気にせず書いていくブロガーさんも多いので、文字数を気にするだけで差別化できますよ。
書き方のコツ④こまめに改行をする

改行するだけで文章全体に空間ができるので、ブログ全体を見やすくすることが可能です。
実際に僕はほとんどの文章を一文ずつ改行しており、文字の塊を作らないようにしていますよ。
例えば、以下のような悪い例と良い例を見れば分かりやすいかなと。
文章を改行しないことで、文字の塊ができてしまいます。そして、その中に漢字が多く含まれることによって、さらに読みにくい文章を作り上げてしまう結果になるのです。そんな文章、誰も読みたいと思いませんよね。なので改行は積極的にしましょう、というお話です。
文章を改行しないことで、文字の塊ができてしまいます。
そして、その中に漢字が多く含まれることによって、さらに読みにくい文章を作り上げてしまう結果になるのです。
そんな文章、誰も読みたいと思いませんよね。なので改行は積極的にしましょう、というお話です。
まれに改行を嫌う人もいますが、正直言ってスマホとかで見ると改行がない文章って文字の集合体になってしまうので読みにくいんですよね。。。
賛否がある書き方ですが、見やすさ重視なのであれば個人的におすすめの書き方になります。
書き方のコツ⑤「です・ます調」か「だ・である調」どちらかに統一する

どちらかに統一するだけで、見え方がグッと変わります。逆にどちらも入れると、違和感しかありません。
例えば、以下の文章がいい例。
このブログは『ブログ運営に役立つブログ』です。
ブログ初心者がスタートしやすいブログ運営を心がけています。
ブログの始め方や書き方などコンテンツはさまざまだ。
ブログは僕の生きがいである。
ちょっと崩した言葉使いなら良いですが、両方の書き方を盛り込むと違和感を与えてしまうので注意が必要になります。
初めてブログを書くなら、他のブロガーさんも使用している「です・ます調」がおすすめですよ。
書き方のコツ⑥ひらがなをこまめに使う

単純に漢字を使った文章よりひらがなをこまめに使ったほうが、文章全体がやわらかくなり読みやすくなります。
僕も基本的には小学生でもわかりやすい文章で書いており、漢字をつかわないように心がけています。
ちなみに以下の漢字ばかりの文章は、読みにくい文章の代表です。
極力文章を柔らかくしていくなら、堅い印象を持ちやすい漢字は避けるべき。漢字を使用しないだけで、文章全体が柔らかくなる。幼稚園児や小学生が読むような本に漢字は使われていないですよね。漢字は使いすぎると読みにくい文章になりますからね。
もちろん全部をひらがなにしろとは言わないですよ。
ただ画数が多い漢字をひらがなにするだけでも、劇的に見え方が変化するのでぜひお試しください。
書き方のコツ⑦文字に装飾を施す

文字を「太字」にしたり、ちょっと色を入れるだけで全体的に見やすくなります。
例えば『読みやすいブログ』≠『読まれるブログ』という見出しで解説した文章には、あえて装飾を施してみました。

色をつけるだけで、違いがはっきりわかって見やすくなりますよね。
全体的に黄色や赤、青や緑などで装飾するとごちゃごちゃしてしまい読みにくくなります。
ちょっとしたデザインの違いで全体のイメージが決まるので、文字を装飾する際には2~3色ぐらいで抑えるといいですよ。
書き方のコツ⑧見出しを積極的につける

文章の間に見出しを入れるだけで、区切りができるので全体的に読みやすくなります。
長い文章を細かく分けることができるので、見出しには「この項目には何が書いているか」をまとめなくてはいけません。
それぞれの見出しは目次にもなるので、検索キーワードも入れる必要があります。
分け方は人それぞれ違いますが、長い文章を書きがちな人は僕と同じように「4~6文ぐらいになったら見出しを入れる」ぐらいの感覚でOKです。
書き方以外でブログを読みやすくする小技集

ここまで読みやすいブログの書き方についてまとめてきました。
解説したコツを実施するだけでも読みやすいブログを書くことはできますが、僕は以下の小技も入れて見えやすいブログを作成しています。
- 画像や図形を多めに入れる
- 吹き出しを入れる
- 不快に感じやすい広告を入れすぎない
ちょっとした小技ですが、実施するだけで見え方が変化します。
小技を駆使するだけで多くの読者に「見やすい!」と言ってもらえるようになったので、ぜひ試してみてください。
読みやすいブログを書くためにやってきたこと【経験談】

読みやすいブログを作るための小技集をまとめていきました。ここまでのコツや小技を実施すれば、読みやすいブログが書けるはずです。
ただ読みやすいブログを書くためには、コツを理解しつつも自ら実践しなくては習得はできません。。。
そこで実際に僕が読みやすいブログを書くためにやってきた3つのことをお伝えして、本記事を終わりにしたいと思います。
【本質】ひたすらに記事を書く
読みやすいブログを書きたいと思うなら、ひたすらに記事を書くことです。テクニック論を解説してきましたが、、、ぶっちゃけ本質ではないんですよね。
あくまで知識としてのテクニックをお伝えしましたが、結局のところ身体に染み込ませなくては読みやすいブログは書けません。
記事数をこなし、自分なりに改善を繰り返していくことで、読みやすくもあり読者に愛されるブログを作ることができますよ。
文章が読みやすいブロガーさんのマネをした
読みやすいブログを書いてみたいと思った人のほとんどは、他の人のブログを読んで「この人のブログ読みやすい!」と一度は感じているはず。
なので文章が読みやすいブロガーさんの書き方を、徹底的にマネしていけばOKです。
学ぶならマネするほうが早い
“学ぶ”は“まねる”、“習う”は“慣れる”
引用先:石井勲の漢字教室
名言ですね。
学ぶならマネする方が早いですし、習うなら慣れるしかない、という意味になります。
まずはマネからスタートするのが、読みやすいブログを書くためのスタートダッシュの切り方ですよ。
僕が尊敬するブログの先生
読みやすい文章を書きたいなら、佐藤さん一択です。
ただ別の人を探したいというなら、僕の書き方をマネしてくれると猫のように喜びます(笑)
ライティングに関する本を読んだ
本を読んで学ぶのが好きな人なら、ライティングに関する本を読んでいくのもいいと思います。
実際に僕もこれまで50冊ほど読んできて、文章の基本を学びました。
ただライティング本を読みあさった僕が思ったこととして、『どれも似たりよったりの内容の本ばかり』だということ。。。
正直読むなら1~2冊で十分でして、以下の2冊を読んでおけば問題ないかなと。
ブロガーさん定番の本と、僕がブログ初心者でも読みやすいと感じた本ですね。
最後はちょっとした宣伝になってしまいましたが、ブログを書くのに役立つ本であることは間違いありませんよ。
それでは以上とさせていただきます。
ぜひ周りの読者さんから、「読みやすい!」と言われるブロガーさんを目指してみてください(^^)


















