「Webライターの始め方は?」「Webライターになっても、本当に稼げるようになる?」などと気になっていませんか?
いざWebライターになりたいと思っても、何から始めればいいのかわからない人も多いかと思います。
Webライターは、パソコンとネット環境が揃っていれば今すぐに始められます。初心者にもおすすめな働き方ですが、まずはどうやって仕事を獲得できるかを知ることが大切です。
そこで本記事では、Webライターとして独立を果たした僕が、Webライターの始め方や仕事の獲得方法をわかりやすく解説していきます。
そもそもWebライターとは?
Webライターとは、主にメディアの記事作成を行う人を意味します。
「Webライターって難しそう」というイメージを持つかもしれませんが、順序よく始めていけばしっかりとお金が稼げる働き方です。
Webライターの仕事内容
主な仕事内容をまとめると、以下の通りです。
- Web記事の作成
- Web記事の構成作成
- 編集・校正業務
- Web記事の監修
- 取材・インタビュー
etc.
Webライターのメインとなる仕事内容は、Webメディアに載せる文章作成です。レベルが上がっていけば、Webメディアの運営側をお手伝いすることもあります。
最初はライティング業務がメインとなりますが、仕事の幅を広げていけば、その分お金を稼ぐことが可能です。
Webライターの魅力
魅力をまとめると、以下の通りです。
- パソコン初心者でも始めやすい
- 好きな時間・場所で働ける
- 自由度が高い
- 文才がいらない
- ちゃんとやれば稼げる
上記の中で最も伝えたいのが、「ちゃんとやれば稼げる」という部分。
正直、Webライターを始めるにあたって文才なんていりません。社会人として当たり前の「仕事をちゃんとこなす」という気持ちで取り組めば、正当な報酬をもらえます。
ただ、何事もまずは事前準備をしっかりしてからでないと、成果はついてきません。
次の章からは、さっそくWebライターの始め方を具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
Webライターの始め方を5STEPに分けて解説
未経験からWebライターを始める方法をまとめると、以下の通りです。
- Webライターに必要な仕事道具を準備をする
- クラウドソーシングサイトに登録する
- プロフィールにて自分の得意ジャンルや強みをまとめる
- タスク案件でまずは「お金を稼ぐ体験」を味わう
- 初心者向けのWebライター案件に応募してみる
ぜひ参考にして、Webライターになれるよう頑張っていきましょう!
STEP①Webライターに必要な仕事道具を準備をする
まずは、以下の仕事道具を準備していきましょう。
- パソコン
- ネット環境
Webライターは文章が書ければいいので、最初からスペックの高いパソコンを選ぶ必要はありません。
実を言うと、パソコンよりもネット環境を整える方が大事だったりします。
Webライターはネットの情報を調べながら記事を書くので、サクサクページが開く回線を選んだ方が効率的です。
そのため、できるだけサイト表示速度が速いネット回線を選ぶようにしましょう。
STEP②クラウドソーシングサイトに登録する
次に、仕事を依頼したい人と仕事を請け負いたい人が集まる『クラウドソーシングサイト』に登録しましょう。
Webライターの登竜門的な場所でして、初心者でも簡単に仕事を獲得できます。
クラウドソーシングサイトもさまざまですが、まずは以下の2つに登録しておけば問題ありません。
どちらも似た仕様のサイトで、Webライティング系の仕事も多数募集しています。
無料で登録できるので、まずは登録をしてから仕事に取り掛かる準備を進めていきましょう。
STEP③プロフィールにて自分の得意ジャンルや強みをまとめる
登録をしたら、自身のプロフィールをまとめていきましょう。
最初は簡単な自己紹介に加えて、自分の得意ジャンルや強みをまとめていくだけでOKです。
過去に何かしらの実績があるのであれば、わかりやすく明記しておきましょう。資格や受賞歴などは、アピールポイントになります。
STEP④タスク案件でまずは「お金を稼ぐ体験」を味わう
クラウドソーシングに慣れるという意味合いで、まずはタスク案件をこなしてみましょう。
タスク案件とは、アンケートに答えたり口コミを書くだけの仕事のこと。誰でも取り組めるので、初心者向け。
タスク案件は単価が安いのが難点ではあるものの、「クラウドソーシングでお金を稼ぐ」と言う体験にはもってこいです。
まずはネットでお金を稼ぐことに慣れるためにも、自分にできそうな案件を見つけて取り組んでみましょう。
STEP⑤初心者向けのWebライター案件に応募してみる
クラウドソーシングの使い方にも慣れてきたら、Webライター案件に応募してみましょう。
自分にもできそうな案件を探して、どんどん応募をしていく作業に移っていきます。
仕事をお願いされたら、基本的にマニュアルが用意されています。マニュアルに従って記事を書き、納品をすれば仕事は終了です。
Webライターとして稼ぎ続けるコツ7選【実体験】
いざWebライターを始めても、「稼げない」と言う理由で挫折してしまう人は少なくありません。
ただし、以下のコツさえ理解すれば初心者でも継続して稼ぎ続けることが可能です。
- ライティングの練習・勉強をする
- 実績を増やしてから文字単価を上げる
- 作業量と文字単価の関係性を知る
- Webライターとして活動する場所を広げる
- 単価が高いジャンルの知識を増やして特化型ライターになる
- 自ら積極的に仕事を取りにいく(営業をする)
- ブログを作ってポートフォリオをまとめる
この章では、Webライターとして継続的に稼ぎ続けるために何をしていけばいいのか、僕の実体験を踏まえながら解説していきます。
1. ライティングの練習・勉強をする
Webライターとして活動したいなら、ライティングのスキルアップを目指しましょう。
- 自分のブログサイトを作る
- ライティングに関する本を読む
- セミナーでライティング講座を受講する
- 自分が「読みやすい」と感じたサイトの文章を書き写す
- タイピングツールを使って練習をする
まずはスキルアップのためにも、ライティングスキル向上を目指しましょう。
2. 実績を増やしてから文字単価を上げる
Webライターとして稼ぎ続けるためにも、実績作りは非常に重要です。実績ない人は信頼されにくく、仕事の依頼が思ったように来なくなります。
そのため、まずはクラウドソーシングなどで初心者向けの仕事を獲得し、お金よりも実績作りに励みましょう。
注意点として、欲をかいて高単価の案件にいきなり応募してはいけません。
まずは単価が安い案件で実績を作っていき、慣れてきたら最低でも文字単価1円以上の案件に手を出していきましょう。
3. 作業量と文字単価の関係性を知る
Webライターは、基本的に作業量と文字単価に応じて月収が決まります。どれくらいの作業量をこなせば目標金額に達するのか、事前に計算しておくことが大切です。
例えば、以下のイメージ。
文字単価 | 作業量 (文字数×記事数) | 報酬 |
0.5円 | 4,000文字×10記事 | 20,000円 |
0.5円 | 4,000文字×20記事 | 40,000円 |
1円 | 4,000文字×10記事 | 40,000円 |
1円 | 4,000文字×20記事 | 80,000円 |
2円 | 4,000文字×20記事 | 160,000円 |
月に確保できる作業時間はかぎられているだけでなく、最初の頃は3,000文字を書くのに1日かかることも少なくありません。
とはいえ、日々仕事をこなせば記事作成時間は短縮され、知識は増えるもの。
そのため、まずは目標金額を定めつつ、月に確保できる作業時間・作業量を考慮しながら仕事に励みましょう。
4. Webライターとして活動する場所を広げる
Webライターの仕事は、基本的に文章を書く仕事です。メディアサイトの記事をクライアントの代わりに書き、報酬をもらいます。
とはいえ、文章を書く仕事に代わりはないので、以下のように活動する場所を広げていくことも可能です。
- ブロガー
- コピーライター
- 広告ライター
- 小説家
- クラウドファンディングの執筆代行
活動する場所が増えれば、「文章を書く専門家」として企業にアピールできるようになります。
5. 単価が高いジャンルの知識を増やして特化型ライターになる
高単価の報酬を獲得していきたいなら、単価の高いジャンルの知識を増やしていきましょう。
以下のジャンルはお金の動きが大きいので、単価は高めです。
- 医療
- 美容
- 金融関連(仮想通貨・FX・株など)
- 転職関連
- 不動産
仕事を依頼するクライアントは、オールラウンダー型のWebライターよりもオタク並みの知識を持ったWebライターを求めています。
そのため、どのジャンルが稼ぎやすいのか見極め、特化型ライターを目指すようにしましょう。
6. 自ら積極的に仕事を取りにいく(営業をする)
当然ながら、Webライターの仕事はただ待っていて依頼が来るわけではありません。
クラウドソーシングでも自ら提案しないと仕事を始められないのと同様、積極的に営業するのが大切です。
厳しいことを言うと、自分から営業しないことにはなかなか仕事は増えません。
自ら動いていくことで、初めてWebライターとして活動できるようになります。
7. ブログを作ってポートフォリオをまとめる
Webライターの仕事にも慣れてきたら、自分でブログを作ってポートフォリオにまとめていきましょう。
ポートフォリオとは、これまでの実績をまとめた「作品集」みたいなもの。
企業に応募する際のアピールポイントになり、持っているだけで自身の実力や実績を示せれます。
注意点として、無料ブログではなく有料ブログ(WordPress)でポートフォリオを作りましょう。なぜなら、無料だとチープに見えて印象が悪いから。
今なら10分程度で作れ、月額も2,000円かかりません。Webライターには必須ツールなので、サクッと作っておきましょう。
初心者Webライターが最初にやらなくていいこと
初心者Webライターであれば、以下の内容はやらなくてOKです。
- ライティングに関する高額な情報商材の購入
- 仕事をせずにライティングの知識だけを蓄える
- SNSでのフォロワー集め
- Webライター以外の副業
- 実績がない状態で本業を辞める(退職する)
Webライターになる条件は、「とにかく記事を書くこと」。記事を書き続けることが、最も早くWebライターになる方法と言えます。
そのため、まずは周りに惑わされず、どうやったらいい記事が書けるようになるかだけを考えていきましょう。
Webライターの始め方に関するよくある質問
最後に、Webライターの始め方に関するよくある質問に答えていきます。
- まったくの未経験者でもWebライターになれる?
- Webライターを始める際にオンラインスクールには通うべき?
- Webライターの仕事はきつい?
- Webライターはやめとけって言われたけど、大丈夫ですか?
順番に解説していきますので、これからWebライターを始めたいと考えている方は参考にしてみてください。
まったくの未経験者でもWebライターになれる?
未経験者でも、Webライターになれるのでご安心ください
未経験者でも始められるのが、Webライターの魅力です。
Webライターを始める際にオンラインスクールには通うべき?
独学でも始められますが、早くWebライターとして活動したいならオンラインスクールに通うのもありです。
というのも、独学だと情報の正誤性が判断つかないので、成長に時間がかかります。
ただ、いきなり高額のスクールに通う必要はありません。口コミなどを確認しながら、Webライターのオンラインスクールの利用も検討しましょう。
Webライターの仕事はきつい?
仕事自体を楽しめない人は、きついと感じるかもしれません。
逆に、「文章を書くのが好き」「新しいことを書くのが好き」という人は楽しく感じるはずです。
自由度が高く人間関係に悩まなくて済むのが、Webライターの魅力と言えます。
Webライターはやめとけって言われたけど、大丈夫ですか?
「Webライターはやめとけ」と言う言葉は、基本的に無視してOKです。なぜなら、Webライターとして実績を残していない人の言葉がほとんどだから。
大切なのは、結果が出ていない人よりも現役で活動している人の意見を聞くことです。
鵜呑みにしすぎると、自分の可能性にふたをしてしまう結果になりますよ。
Webライターを始めるなら、まずは事前準備をしよう
Webライターを始めるなら、まずは事前準備をしてから取り組むことが大切です。
始めるためのステップを再度まとめると、以下の通りとなります。
- Webライターに必要な仕事道具を準備をする
- クラウドソーシングサイトに登録する
- プロフィールにて自分の得意ジャンルや強みをまとめる
- タスク案件でまずは「お金を稼ぐ体験」を味わう
- 初心者向けのWebライター案件に応募してみる
まずはクラウドソーシングサイトに登録。そこからお金を稼ぐ体験を得てから、Webライター案件に応募してみてください。
ぜひ本記事を参考にして、Webライターを始められることを祈っています。